お子様のいじめ、会社の上司からのいじめ、大人の社会も子供の社会もいじめがなくなる事はありません。
弊社にはお子様のいじめ問題を抱えているご両親からのご相談も多数頂いております。
いじめが原因で生きる事が苦痛になり、自殺を選んでしまう事もあり、いじめは社会問題として取り上げられるケースが多々あります。
いじめは本来してはいけないものと教育され、いじめはしてはいけないと大人であれ子供であれ理解している事ですが、いじめがなくなる事はありません。
いじめ問題は社会問題にもなり、聖職者である学校の先生ですら職場内でのいじめが発覚してニュースになる等、小さなコミュニティから大きなコミュニティまで様々ないじめが発生しています。
いじめを行う本人はいじめが悪い事だと分かっている為、いじめている事を周囲に吹聴する事がありません。
いじめられる側もいじめられている事を誰かに伝えれば心配させてしまう事を分かっている為、いじめられている事を誰かに相談しづらくなっています。
最初は小さな事が原因だったにも関わらずいじめが発覚する頃にはとても大きな問題となり、取り返しのつかない事になっているケースもあります。
- 自殺
- 引き籠り
- 鬱
いじめが原因で元々は社会に適応していたものが、人と接する事に恐怖を覚えてしまい社会から少しづつ距離を置く事や完全な社会との縁を切る自殺を選んでしまう人も少なくありません。
警察が発表している年間の自殺者は毎年2万人を超えており、多い年は3万人を超える年もありました。
自殺者全てがいじめが原因かは分かりませんが、2万人、3万人の自殺者の中にはいじめが原因で命を投げ出してしまう方もいたはずです。
自殺で亡くなった方に理由を確認する事は出来ませんが、あなたの大切な人の命を守る為にもいじめ問題には早急な対応が求められます。
いじめる側といじめられる側
いじめる側といじめられる側のいじめに対する捉え方は異なり、いじめる側は遊びの延長のつもりでいじめを行っているケースは少なくありません。
いじめる側は小さな遊び心からちょっかいを出しているだけの感覚が少しづつエスカレートしていき、大きないじめへと発展していきます。
いじめられる側も最初はいじめを受けているという認識がなく、いじめを受けている認識がない為、最初は『やめて欲しい』と抵抗しますが、いじめる側は遊び心のつもりでいじめをする為、『やめて欲しい』という言葉を出す事で面白みのない人という印象を与えてしまい、無視等を含めた別のいじめに発展する事があります。
別のいじめに発展する事を恐れるいじめられる側は、『やめて欲しい』と伝えれば集団での生活になじめなくなり、集団生活から疎外される事を恐れていじめを受け入れざるを得なくなるケースがあります。
『ちょっとした遊び心ならいつかやめてくれるだろう…』という期待をいじめられる側が持ってしまえば、いじめはエスカレートして『本当にやめて欲しい…』と思う頃には口に出す事が出来ない状況を作られてしまいます。
いじめられるのはいじめられる側のせい!?
いじめ問題を語ればいじめられるのはいじめられる側も悪い!と口にする人も多いのですが、弊社でいじめ問題を解決させる為に調査協力などをさせていただいた過去の実績からすれば、いじめの標的は誰でも良く、いじめられる側が悪いという見方は間違っているケースがほとんどです。
いじめを受けている子供も大人もいじめられる理由はありませんが、いじめる側がいじめを正当化する為に発する言葉がいじめられるのはいじめられる側も悪い!という言葉になります。
いじめられた経験がある人に質問すると『ある日突然扱いが変わってきて、それが発展していじめになって来た』と答えるケースがほとんどで、いじめる側にいじめについて質問をすると『標的は誰でも良かったからたまたまいじめる相手が〇〇だった』と答えるケースがほとんどになります。
実際に過去にいじめをしていた方々は理由なくいじめをしていた事が分かります。
いじめられるのはいじめられる側のせいではなく、いじめる側の気分次第でいじめに発展する事が分かる為、いじめられるのはいじめられる側のせいではないのです。
いじめに発展する環境を子供社会で考えましょう
子供は大人と違い人生経験も少なく、純粋に思った通りの行動をします。
子供も大人同様にいじめはしてはいけない事と分かっていながら純粋な遊び心からいじめをしてしまいます。
子供達は好きでいじめをしているのではなく、環境からいじめを楽しんでしまう為、いじめの被害を受ける子供は最初は遊び心や友達の輪の中から省かれる事等を恐れて、いじめを受け入れたくないけれどいじめを受け入れなければならない状況になり、いじめる子供も遊びのつもりでいじめを行う環境が作られてしまう為、大きないじめになって初めて周囲の大人は気付く事になるのです。
いじめ被害を受けた子供の心の傷
いじめ被害を受けた子供の心の傷は決して消えないものとなって永遠に心の傷は癒せない状態になってしまいます。
いじめ被害を受けた子供の心の傷は他人には推し量れるモノではなく、いじめ被害を受けた子供の心の傷は大人になってもコミュニケーションを上手に取れなくなる可能性も残します。
他人とのコミュニケーションが苦手になり、人と人が共存していく社会の歯車に噛み合わせる事がに恐怖を覚え、他人の顔色を見て生活する癖が付き、常に何かに怯えて生活しなければならない状況を作られてしまう事もあります。
いじめがなくならない理由
社会問題として取り上げられるいじめ問題ですが、いじめは人間が生活していく上でなくなる事はありません。
どれだけ社会が騒ごうと人間は生活していく上で人と共存していかなければ生きる事が出来ない為、人と人とが生活していく上で立場や優位性等が発生する以上、いじめは決してなくなる事はありません。
子供の社会であっても大人の社会であっても、学校、職場等、人が集まる場所にはいじめが必ず発生します。
人間社会は頭の良さ、運動神経の良さ、収入の多さ、人生経験の差等、様々なヒエラルキーが存在する為、ヒエラルキーの上層から目を付けられればいじめに発展し、子供達の学校という狭い場所の中では序列も作り易く、気持ちに素直に行動する子供達の中ではいじめはやってはいけない事と分かりながら簡単に行ってしまう傾向にあります。
天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らずという福沢諭吉の言葉がありますが、人間は生まれた時から亡くなるまで頭の良し悪し、運の良し悪し等、優劣は付いているモノの命に対する価値は平等である事は分かっていますが、いじめをする側は命の尊さを頭では分かっているものの理解しているだけの状態なので命の重さについて考えません。
命の重さについての知識や経験が少ない事や、友人がなくなる絶望感などを知らない子供達はいじめが原因で命を絶つまでの想像がなかなか出来ず、いじめ問題の事の重大さを知る機会があまりないのです。
誰かを傷付ける事で自分は傷付く事を知らない子供がいじめをエスカレートさせてしまう傾向にあります。
いじめがなくならない理由はこの位ならいじめじゃない…と自分自身で納得出来る状態を頭の中だけで描くからこそいじめはなくならないのです。
【いじる事】をコミュニケーションと捉えるからいじめに繋がる
お笑い芸人が相方をいじり、笑いを取る事が面白い!と捉えられる様に、いじる事でボケを生み、ツッコミをしている事がいじめになっていると気付かない子供は沢山います。
お互いに納得してボケとツッコみをしているお笑い芸人と、双方の納得がなくボケとツッコみをしているところからいじめに発展するケースは少なくないのです。
双方の納得が無い状態でボケとツッコミをする子供はボケとツッコミでコミュニケーションを取っていると考えます。
ボケとツッコミをすれば笑いを取れ、周囲が笑ってくれる状況に興奮を覚える為、より強いボケとツッコミを求めた結果、いじめに繋がるケースも少なくありません。
いじる事でコミュニケーションを取っていると錯覚している子供は多く、コミュニケーションを取っているだけという認識がいじめをしている実感を持ちません。
子供のいじめ問題を解決させる為に必要な事は?
いじめ問題を解決させる為にはいじめを受けているかを確認しなければなりません。
いじめられている側はいじめられている事を中々口に出来ず、いじめられている事を親が確認しようとしても親を心配させない様にする為、いじめられている事を口には出しません。
本人がいじめられている事を口にしない為、いじめ問題を解決させるには、まずいじめの実態を調査しなければなりません。
子供は思った事を口にしますが、子供が口にする事全てが正しい事とは言えません。
子供には子供の世界があり、子供の世界を確認していく事で実際の子供の世界が分かる様になります。
子供の世界が分かり、いじめの事実を把握すればいじめ問題を解消させる行動に移す事が出来、子供のいじめ問題を解決させるにはまず実態調査を行わなければなりません。
子供のいじめ問題の実態調査が済んだならいじめを辞めさせる方法
子供のいじめ問題の実態調査が済んだならいじめを辞めさせる方法は様々あります。
学校に報告して学校の先生に協力してもらう事はいじめを辞めさせる為の方法の一つになりますが、学校からの注意が原因でいじめが更に発展するケースも少なくありません。
いじめをする子供にいじめをさせない為には何をすれば良いのか?がいじめを辞めさせる方法でもあり、いじめを辞めさせるには『いじめをしてはいけないよ』と伝えたところで元々いじめはいけない事と知っている訳ですから効果はありません。
命の尊さや道徳心を教えていく頃には、あなたの大切なお子さんがいじめ被害に遭い、心の傷が深くなってしまう事もあります。
時間を掛けずにいじめ問題を解決させるには、いじめを続ければ大きな問題になる事を理解させなければならず、大きな問題は大人が分かる大きな問題ではなく、子供が理解出来る大きな問題を印象付けさせる事でいじめ問題を解決させる事に繋がります。
子供のいじめ問題で悩みを抱えているならご相談下さい。
お子様がいじめ被害にあっている事に気付いてますか?
お子様がいじめ被害にあっている事を話してくれていますか?
子供を持つ親としては子共が学校内でいじめにあっていないか不安を抱えて学校に送り出しているご両親もいらっしゃると思います。
子供はいじめにあっている事を正直に話してくれない事もあり、子供がいじめにあっているかを子供の口から聞くのではなく、親が心配してあげるから子供のいじめ被害を防ぐ事も出来ます。
子供のいじめ被害が心配なご両親、子供が実際にいじめにあっている事が分かっていながら何も打つ手が分からないご両親等、子供のいじめ問題で悩みを抱えているご両親からのご相談は少なくありません。
弊社では全国各地でいじめ被害にあっているお子様の救済に動き、子供の明るい未来を取り戻すサポートをさせて頂いています。
子供のいじめ被害が心配であり、子供の将来をお考えなら大切なお子様の心の傷を深くさせる前に一度ご相談いただければお子様のいじめ問題解決に尽力させて頂きます。