探偵会社の給料は?一般の会社と同じ位の収入はあるの?

名探偵コナン・金田一少年の事件簿・ハロー張りネズミと漫画の世界では探偵はヒーローとして描かれているケースが多いのですが、いざ現実の探偵という職業はどんな調査方法を持っているのか?を探偵ではない方は分かりません。

探偵は人探し・行方不明者探し、浮気調査といった業務の他にも様々な悩みに経験を元に相談を承ります。

  • 復縁・別れさせ問題
  • ストーカー問題。
  • 子供のいじめ問題。
  • 会社からのいじめ問題。
  • 盗聴器・盗撮問題。

行方不明者探しや浮気調査の他にも様々なご相談が探偵には舞い込みます。

探偵は人探しから始まり、様々な人間関係を見て来た経験があります。

人生経験豊富な探偵は様々な悩みを解消に導く事が出来るのです。

探偵という業種はなかなか一般の方が接点を持つ機会がありません。

探偵に相談する機会はなかなかないと思いますので探偵とは一体どんな人たちなのか?を知って頂く探偵ブログになります。

探偵会社の給料は?一般の会社と同じ位の収入はあるの?

探偵会社は一般的な企業であり、中小様々な探偵社があります。

探偵社によっては完全歩合給の個人請負制の様な会社から固定給での勤務など、給料形態は探偵会社によって異なります。

探偵の労働時間は一般的な企業の様な8時出社17時退勤の様な勤務形態ではありません。

対象者次第で調査時間もまちまちになり、深夜帯の調査に及ぶ事も少なくありません。

ほとんどの探偵社がブラック企業といえばブラック企業であり、労働時間と見合う給料をもらっているか?といえば見合う給料とは決して言えないのが探偵会社に勤める探偵になります。

その為、個人経営の探偵社も多いのですが、個人経営の探偵社は大手から外注先として仕事をもらう等して収入を確保していく為、探偵は決して収入面で恵まれているとは言えません。

一般の会社と比べて探偵の収入は多いとは言えず、探偵は収入よりも仕事内容が好きで行っている人も少なくありません。

探偵は自分で仕事を終える事が出来ない職業なので過酷な労働です。

探偵は自分で仕事を終えるのではなく、契約書に基いた調査方法や調査時間に沿って調査の仕事を行います。

対象者次第で調査も終わりは見えず、人探しの場合は対象者を発見できれば成功になるので1つの案件は終わるのですが、浮気調査の場合、対象者が浮気をしていなければ証拠撮影をする事は出来ませんし、対象者次第で何時になるか?も分からないのが探偵の調査業務になります。

夏場は外で長い時間張り込みを続ける為、熱中症になる調査員もおり、冬場は雪が降ろうと調査が成功するまで帰れない。というのはザラにあり、調査内容によっては過酷な労働になりますが、人探しで対象者を思った以上に早く判明させる等、全てが過酷な労働になる訳ではありません。

調査を成功させる為の根気は自然との闘いでもあり、探偵はとても過酷な労働が会社を通して依頼者から求められます。

探偵が探偵という職業を辞めない理由って何があるの?

探偵が探偵を辞めない理由は、調査をして対象者を追尾するのが楽しい人、案件が無事に成功した事が嬉しい人等、一般企業に勤めている方々が仕事への楽しみを見出してる理由と変わりません。

対象者を探していて対象者を発見した時、興奮状態になる探偵は少なくありません。

目的を達成した時に得られる快感を依頼を頂けば味わう事が出来、探偵が探偵という職業を辞められない理由は他の仕事では味わう事が出来ない興奮を味わう事が出来るからとも言えます。

余談ですが対象者を発見した時の第一視認が確認出来た時、興奮して慌てる探偵をテレビで見た事がある人もいると思いますが、熟練の探偵程、喜びは内に秘め、目的が達成した後に探偵同士でお酒を酌み交わす時に第一視認者である事を得意げに話す探偵もいます。

探偵を利用した調査はどんな調査をしてくれるの?

探偵は探偵業法という法律で定められた調査方法で対象者を調査します。

探偵業法には調査・尾行・聞き込みという3点の調査方法が定められています。

中にはデータ屋の様な調査方法をとる探偵もあり、データ調査は基本的には探偵が探偵業法で認められている調査方法ではありません。

  • 携帯番号から住所、氏名を割り出すデータ調査
  • 車の車両番号から氏名、住所を割り出すデータ調査
  • 名前、生年月日から住所を割り出すデータ調査
  • 戸籍等を調べるデータ調査
  • 転居先を調べるデータ調査

本来探偵業法で認められていないデータ調査を行う探偵社も多く、中にはデータ調査と言いながら何もしないで料金だけ請求する調査会社もありますが基本的には探偵業法で認められているのは尾行・張り込み・聞き込みの3点の調査方法だけが探偵が認められている調査になります。

本来、盗撮・盗聴調査も探偵業法で認められた括りには入りません。

探偵業法についてはコチラを参照下さい。

探偵を利用した調査を依頼するなら注意点

探偵を利用した調査を依頼するならいくつか注意点が有ります。

GPS調査は夫婦等、駐車場に侵入できる権利を有するものが車両にGPSを設置した際に車両を傷付けても責任を取れる立場にあるモノ以外に認められておらず、探偵がGPS調査を行えば住居侵入、器物破損に該当し、違法調査になる事を説明しない探偵社は多くあります。

他にも探偵だからといって違法調査を行う探偵会社もあり、証拠撮影をする為にビデオカメラを対象者の自宅に設置する為に住居侵入を行う探偵も中にはあります。

人探しの際に住所を特定させても個人の住居を依頼者に報告しても良いか?という許可を対象者から得ずに依頼者に報告するのも原則として認められていません。

探偵を利用した調査を依頼するなら違法行為についての知識を備えて違法行為に加担しない様にお気を付け下さい。